とある、お金の無駄使いに関する本を読んでて、興味深い実験があったので調べて書いてみたいと思います。
マシュマロ実験とは、子ども時代の自制心と、社会的成果の関連性を調査した実験です。
スタンフォード大学の心理学者・ウォルター・ミシェルが1960年代後半から1970年代前半にかけて実施した実験です。
「自制心」「セルフコントロール」などと呼ばれている「将来のより大きな成果の為のために、自己の衝動や感情をコントロールして目先の欲求を我慢する能力」遅延満足が人の社会における成功に重要であることにより幼児期に発達を調査するための実験。
「遅延満足」とは、すぐ得られる報酬の誘惑に抵抗し、後でより価値のあり長く続く報酬を得る能力のことである。
4歳の子供186人ひとりずつを、椅子と机だけで気が散る物は何もない個室にに招き、そして目の前にマシュマロをひとつ置き、「15分、食べないで待つことができたらもう一つあげる」と言って博士は部屋から出てしまいます。一人きりになったとき、その子供がどのような行動をするのかを、監視カメラで観察するのです。
観察結果
その結果多くの子供は我慢できずに、平均して2分後には食べてしまったのです、
ただし、なかには我慢強いこどもいて、全体の4分の1~3分の1は待つことができたそうです。
待てた子供は、後ろを向いたりしてマシュマロから注意をそらしたそうです。
実験その後
その16年後、当時4歳だった子供たちが20歳になったとき、その子がどのように育っているかを
追跡調査を行ったところ、4歳で15分間我慢できた子供たちは、できなかった子供たちよりも
周囲から 「優秀」と判断されたり、大学進学の適正テストでは点数が高かったそうです。さらに肥満指数も我慢した子たちは低く、欲求不満やストレスの対応がうまく出来ることもわかったそうです。
最後に
私はこの実験をみて面白いと思ったのは、純粋なこどもの「自制心」が大人になってどのように
成長するか、そして結果をみてなるほどと思いました。
でも我慢できた子供もできなかった子も、全員が大人になって実験通りではないはずです。
その育った周囲の環境や経験、いろんな人との出会い、将来のための意識があるか、どちらの子供も結局は自分の人生について考えているかで大人になってからの幸福度が変わるのかなと思いました。
私は間違いなくその実験をしていたら、、
2分以内に食べてましたね!(笑)お金を自分で稼ぐようになってから、欲望に素直でした。。
だけどダメな大人になってからでも変わる事はできる、そう信じてます。
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