囚人と病気の少女

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自分を変えると言うだけは簡単です。しかし、簡単には変われないのが人間であり、私もその一人です。そんな自分だから人が変わる話や本当にいい人の話などが好きなんです。そんな人が変わる事ができた話を書いていきます。

囚人が少女との出会いの経緯

アメリカの刑務所、そこは殺人犯や終身刑など多くの凶悪犯が多く収監されているそんな場所です。そこの囚人の一人マイクは白血病と闘う6歳の少女の記事をみつけた。

その少女は治療を行っていたが、助かる保証もなく治療の保険がきかず、金銭的に治療が困難だという。マイクその記事をみて模範囚扱いの刑期短縮狙いと、退屈しのぎでその少女の為の募金集めを考えた。

マイクは看守に反対されるだろうと思いながら募金の事を話した。しかしその活動が認められてマイク刑務所で募金活動をすることになった。

刑務作業で貰える僅かな給料を寄付するような人はいなかったが、それでも僅かな募金は集まった、その僅かな募金を送り、病気の少女がその募金に感激して会ってお礼がしたいと言った。親は反対したが少女の強い意志に負けて刑務所を訪問したいと連絡をしたのである。

少女との出会い

マイクとその他の囚人は少女と面談することになった。マイクは面談する前は、少女に興味がなく、看守に言われてしぶしぶ面談するぐらいの気持ちだった。そんなマイクは病気の少女と会い、その少女に衝撃を受けた。

細い腕に注射の痕、髪も眉毛も抜け落ちて顔も真っ青の少女。薬の副作用の影響で面会の途中何度もトイレに駆け込み吐いてしまう、それでも少女は「生きていられるだけでも奇跡だからこれぐらい平気」と気丈としていた。

病気と闘いながら強く生きる彼女の姿に、マイクとその他の囚人は心を強く揺さぶられて囚人たちを変えていく。毎月少女の為と募金の列ができたのである。少女も調子が良い時には囚人たちに会いに来てくれて、それを囚人たちは心待ちにするようになった。

人の思いが奇跡を起こす

しかし半年後少女の病状が悪化し余命半年と診断されてしまった事をしらされた。すぐに手術が必要な状態だったが、多額の費用が必要で支払えない状態だった。

それを知ったマイクは考えて行動に移した。寄付の協力願いの手紙を書き、それを風船につけて外の人へと飛ばしたのだった。その数2000個。そして続々と寄付金が集まり、刑務所の集めたお金を加えて少女に送った。

こうして少女は手術を受けられることになった。入院する日を迎えて車で病院に向かう少女は刑務所の前を横切ると外壁に「負けるな!がんばれ!」と書かれた横断幕を掲げてあった。それは手術に不安な気持ちを抱えた少女を励まし応援する囚人たちからのメッセージである。

そして手術は成功して元気になった少女は1年に1回刑務所を訪問するようになった。力強く成長していく姿がすべての囚人たちの希望になった。そしてマイクも少女に勇気をもらい過去の過ちと向き合い模範囚として評価されて15年の懲役を経て仮釈放を許された。

それからマイクは猛勉強をして、努力の末に名門大学に進学して結婚をし大学教授にまでなったといいます。

最後に

この話はアメリカで実話を元に私なりの解釈が入ってます。

人によって色々思うことがあると思います、時代も違いますが、マイクは簡単には結婚や教授などになれたとは思いません。マイクの変わりたいと強い決心と努力の結果であると思います。私はこの話をみて「変わりたい」気持ちが強くあれば変われると私も勇気をもらいました。

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