上下関係とコミュニケーション

心がける

今日で世間で言う連休は終わりですね。明日から仕事で長い休みだった人は行きたくないとかあるでしょう。仕事内容や人間関係が嫌で憂鬱な人もいるのでしょう。。

上下関係が生む失敗や事故

『失敗の科学』という本より引用で。心理学の分野で広く研究されていることで、社会的な上下関係は、部下の主張を妨げる。権限ある物に対して、我々は「控えめの表現」を使うことが多い。

まさか上司に向かって、「月曜の朝の会議には絶対に出てもらいます。」とは言えないだろう。実際には「忙しかったら結構なのですが、もし30分でも月曜日の朝の会議に出てもらえると、助かります」と控えめに言うだろう。

こうした表現は普段のコミュニケーションを円滑にするかもしれない、しかし失敗の許されない仕事でたとえば、医療関係での過去の事例では。

ドクターが手術中にうまくいかなくパニックなってるとき、看護師は問題の解決方法に気づきその準備をしていたが、ドクターは今までの評価を落とさないために一人で解決しようとして、プライドやパニック状態でそれを使わず悲惨な事故になった。この時看護師が大きな声で状況を説明できなかったのは、上下関係に配慮したからであって、患者をを思う気持ちがないからではない。

問題は当事者の熱意やモチベーションにはない、改善すべきは、人間の心理を考慮しないシステムの方なのだ

航空機関での対策方法

同じ命を預かる仕事で航空機関でもコミュニケーションでの事故はありました。そしてその対策にクルーリソースマネージメント(略称CRM)がある。CRMの訓練の視点はクルー間の効果的コミュニケーションを学ぶ、上司に自分の意見を主張するための手順を学ぶ(PACE)がある。

  • prodo (確認、研究)
  • Alert (注意喚起)
  • Challenge(挑戦)
  • Emergency (緊急事態)

最後に

ここでは人の命がかかる重い仕事ですが、どんな仕事でも人とかかわるのならコミュニケーションの問題はあると思います。私の職場でも上の立場の人が中堅または年上の人に注意するときは新入社員や立場が下の人に注意させるなどの取り組みをしてます。

しかし色々人がいます。Z世代と言われる人たちの考え方や、昔ながらの考え方の人、人の意見は聞かない自分が正解な人など、良くしようとしても中々難しいのも事実。

変わらない環境であれば、柔軟な対応してストレス発散や吐ける相手作り、自分が上の立場になって変えるか、新しい職場に行くかなんでしょうね。

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